2025年11月4日|FXトレード日記:値動きに惑わされず堅実トレード

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11月4日の相場は、朝からドル円がじわじわと上昇し、154.22円付近でスタートしたあと10時台には154.48円付近まで上値を伸ばしました。

その後、片山さつき氏の発言による“口先介入”が報じられ、一時的に円高へ。

夕方には153.33円台まで下げる場面もありましたが、夜には狭いレンジで落ち着いた動きとなりました。

この日は、短期的な上げ下げに惑わされず、流れを見極めながら慎重にトレードすることを意識しました。

結果的に収支は+11,285円。

派手な値動きではなかったものの、ルールを守りつつ確実に積み上げられた一日だったと思います。

この記事では、当日のドル円レートの推移や口先介入の影響、そして実際のトレード内容を振り返りながら、相場に対する考え方や感じたことをまとめました。

同じように日々のトレードで悩む方の参考になれば嬉しいです。

  1. 11月4日 ドル円 レート推移
    1. 朝のドル円 154.22円からスタート
    2. 10時台に高値 154.48円付近まで上昇
    3. 口先介入+下落トレンド転換へ
    4. 16時台円高で153.33円付近まで
    5. 夜間レンジ:153.33〜153.70円、その後翌朝153.52〜153.70円
  2. 高山さつき氏の口先介入と為替市場の反応
    1. 口先介入とは何か?|為替市場の仕組み
    2. 11月4日に観測された口先介入の内容/瞬間20pips程度の下げ
    3. 介入の即効性とその後の市場の動き
    4. 為替介入リスクをどうトレード判断に活かすか
  3. 経済指標と通貨ペア戦略:豪中銀政策金利&豪円取引
    1. 豪中銀(RBA)政策金利発表:予想3.6% 結果3.6%
    2. 金利発表がドル円・豪円に与えたインパクト
    3. 本日のメイントレード通貨:ドル円メイン+豪円少し
    4. 指標発表日に意識すべきトレードポイント
  4. トレード手法と当日の実践:値動きに惑わされず堅実に
    1. エントリータイミング:朝の上昇をどう捉えたか
    2. 下落転換を察知した場面と対応
    3. ポジション管理とリスクコントロール
    4. 結果:+11,285円収支/スクショ添付
    5. 反省点と次回への改善策
  5. トレード日記からの学び:相場環境を味方につける
    1. トレンドを追うよりも転換を狙う
    2. 介入・口先発言・金利発表を無視しない
    3. 狭いレンジでも焦らず待つことの大切さ
    4. 通貨ペアの選択理由(ドル円+豪円)とその意図
  6. 口先介入や指標の影響を整理|11月4日FXトレードQ&A
    1. Q1. 2025年11月4日のドル円相場で一番大きく動いた時間帯は?
    2. Q2. 片山さつき氏の「口先介入」は実際に効果があった?
    3. Q3. 豪中銀(RBA)の政策金利発表ではどんなコメントがあった?
    4. Q4. ドル円が154円台で伸び悩んだ背景は?
    5. Q5. 当日の米国経済指標に注目すべきものはあった?
    6. Q6. 口先介入が多いとき、トレーダーはどう対処すればいい?
    7. Q7. 153円台のレンジ相場ではどんな戦略が有効?
    8. Q8. 豪円(AUD/JPY)はこの日どんな動きだった?
    9. Q9. 為替介入が実際に行われたときはどう見分ける?
    10. Q10. トレード初心者が11月4日のような相場で意識すべきことは?
  7. FX日記まとめ|ドル円・豪円の動きと反省点

11月4日 ドル円 レート推移

この日のドル円は、前日の流れを引き継いで朝からじわっと上向きでスタートしました。

東京時間は比較的落ち着いた動きではありましたが、短期的には買いが優勢な印象。

朝方154.22円付近から始まり、10時台には154.48円付近まで上昇して、一時的にこの上昇トレンドの高値をわずかに更新しました。

ただ、その勢いも長くは続かず、昼過ぎからは徐々に上値が重くなり、16時台には153.33円付近まで円高方向へ。

片山さつき氏の発言による“口先介入”が意識された時間帯でもあり、市場全体に少し緊張感が走りました。

夜に入ると大きな動きはなく、153.33~153.70円あたりで落ち着いたレンジ相場へ移行。

その後も方向感のない展開が続き、翌朝までは153.52~153.70円の狭い値幅での推移となりました。

全体を通してみると、日中の値幅こそありましたが、相場の流れとしては「上げ止まりからの調整」といった印象。

短期トレーダーにとっては、ポジションの取りどころが難しい一日だったかもしれません。

朝のドル円 154.22円からスタート

11月4日の朝は、前日の流れを引き継ぐようにやや円安方向でスタートしました。

154.22円付近から始まったドル円は、東京市場の寄り付きにかけて静かな立ち上がり。

この時間帯は大きな材料もなく、短期勢の小さな買いが入ってじわじわと上値を試す展開でした。

自分はこのタイミングではまだ静観。

前日までの上昇がやや伸び切った印象があったので、「乗り遅れたくない」気持ちをぐっと抑えて、まずは値動きの確認に徹しました。

焦ってエントリーしても良い結果にはつながらないことを、何度も経験してきましたからね。

10時台に高値 154.48円付近まで上昇

午前10時台にかけて、ドル円は上昇の勢いを強め、当日の高値154.48円付近まで伸びました。

この時点でチャート的には前回高値をわずかに更新。

「もう一段伸びるか?」と期待したトレーダーも多かったと思います。

ただ、自分はこの動きをあえて見送りました。

短期的な上昇にしては出来高が伴っておらず、買いの勢いがやや弱く見えたんです。

こういう“見た目だけ強い動き”のあとって、反転することがよくあるので、むしろショート目線で次の展開を待ちました。

口先介入+下落トレンド転換へ

昼過ぎに入ると、為替市場に少しざわつきが出始めました。

片山さつき財務大臣が為替についてコメントを出したと報じられ、市場では「口先介入だ」との見方が広がりました。

その発言をきっかけに、ドル円は一瞬で20pipsほど下落。

ただ、下げは一時的で、すぐに値を戻す場面もありました。

「本当に介入効果があったのか?」という声もありましたが、結局このあたりから流れが変わり始め、徐々に円高方向へシフトしていきました。

個人的には、この口先介入が“きっかけ”になっただけで、もともと相場が上げ止まりを意識していたタイミングだったように思います。

16時台円高で153.33円付近まで

欧州勢が入ってくる16時台には、ドル円は一気に下方向へ。

153.33円付近まで円高が進み、日中の高値から見ると約1円ほどの下落となりました。

朝の強い流れが完全に消えた印象です。

自分はここでショートを1ポジション取り、少しずつ利確を繰り返しました。

値動きは重かったものの、方向感がはっきりしていたので、比較的安心してトレードできた時間帯でしたね。

夜間レンジ:153.33〜153.70円、その後翌朝153.52〜153.70円

ニューヨーク時間に入ると、相場は一転して落ち着いた動きに。

153.33~153.70円あたりでレンジを形成し、深夜0時を過ぎてもその範囲を抜けませんでした。

ボラティリティは低く、まさに“様子見ムード”

自分もこの時間帯は無理にポジションを取らず、チャート観察中心。

翌朝にかけても153.52~153.70円という狭い値幅で推移しており、トレンドフォロー勢には退屈な展開だったと思います。

ただ、こういう「動かない時間」にこそ、次のトレンド転換のヒントが隠れているんですよね。

トレンドが出ない時は、メンタルと資金管理の確認タイム。

高山さつき氏の口先介入と為替市場の反応

11月4日の相場を語るうえで外せないのが、片山さつき氏のコメント。

実際の為替介入ではなく、発言によって市場心理に影響を与える“口先介入”が話題となりました。

ここではその内容と市場の反応、そしてトレードにどう活かすかを整理していきます。

口先介入とは何か?|為替市場の仕組み

口先介入とは、政府や財務省関係者が「為替の過度な変動を注視している」などの発言をすることで、市場にプレッシャーをかける手法です。

実際に資金を投入する実弾介入ではないため即効性は薄いものの、トレーダーの心理を動かす力があります。

過去にも「発言ひとつで数十pips動く」ことはよくあり、今回もまさにその典型例。

為替は“人の心理が作る波”なので、発言が流れるだけでも一時的に方向が変わります。

11月4日に観測された口先介入の内容/瞬間20pips程度の下げ

片山氏のコメントが報じられたのは昼過ぎ。

「為替の過度な変動を注視」「必要な場合は適切に対応する」といったお決まりのフレーズでしたが、市場は敏感に反応しました。

ドル円は瞬間的に約20pips下落。

ほんの数分の出来事でした。

ただ、その下げはすぐに止まり、再び153円台後半で落ち着く展開に。

正直なところ、“口先だけ”では市場の流れを完全には変えられないという印象でした。

それでも、きっかけとしては十分で、トレーダーが「上値が重いな」と意識する要因にはなったと思います。

介入の即効性とその後の市場の動き

介入のニュース直後は確かに反応が出ましたが、持続力は限定的でした。

それでも午後から夕方にかけてドル円が下落していったのは、心理的な影響が残っていたからでしょう。

「政府が為替を気にしている」というメッセージが伝わるだけでも、買い手の勢いを鈍らせます。

結局、この日の安値153.33円付近までの下げは、発言効果だけではなく、テクニカル的な上げ止まりが重なった結果だと思います。

ファンダメンタルズとチャートが一致した瞬間に、流れが変わったわけですね。

為替介入リスクをどうトレード判断に活かすか

自分が口先介入に対して意識しているのは、「その後の値動きを見極める時間を持つこと」です。

すぐに飛びつかず、10分~15分ほど様子を見てからエントリーを考えます。

過去の経験上、初動で無理にポジションを取ると、反発で逆行することが多いからです。

また、介入が続くかどうかでボラティリティが大きく変わるため、ストップ位置も広めに設定。

今回のように下げが限定的なケースでは、深追いせず“見送る勇気”も大切です。

トレードは、動かない時に無理をしない方が結果的に長く生き残れる。

そう感じた一日でした。

過去の経験をメモしておくと、同じ状況で迷わず判断できます。

経済指標と通貨ペア戦略:豪中銀政策金利&豪円取引

11月4日はドル円の動きが中心でしたが、もう一つ注目されたのが昼12時30分に発表された豪中銀(RBA)の政策金利です。

事前予想は3.6%、結果も3.6%と完全に予想どおり。

市場はすでに織り込み済みだったようで、発表直後のレート変動はほとんどありませんでした。

それでも、このタイミングは毎回気を抜けません。

金利に絡む発表は、結果が予想通りでも“ヒゲ”をつけて一瞬だけ跳ねることがあるからです。

自分もチャートを見ながら軽く構えていましたが、今回は反応が乏しく、トレードチャンスにはなりませんでした。

豪中銀(RBA)政策金利発表:予想3.6% 結果3.6%

最近のRBAは慎重姿勢を続けています。

インフレ率の鈍化が見られる中で追加利上げは控え、現状維持を選択。

そのため市場にとっては「想定内中の想定内」という結果でした。

為替市場全体では、豪ドルに対してわずかに売りが入る程度。

発表直後に豪円で10pipsほどの揺れがあったものの、すぐに落ち着きました。

金利据え置きはポジティブでもネガティブでもなく、むしろ“ノーイベント”に近い感じですね。

金利発表がドル円・豪円に与えたインパクト

ドル円はこの時間帯に特別な反応を見せませんでした。

それよりも、全体的なリスクオン・オフの流れの方が強く、株式市場の方向を見ている投資家が多かった印象です。

豪円は多少の反応があったものの、レンジ幅が狭くトレードには不向きでした。

個人的には、豪中銀の発表は「イベントリスク管理」としてチャートを一時離れるきっかけ。

無理に入るより、イベント後の方向感が出てから動いた方が効率的だと感じました。

本日のメイントレード通貨:ドル円メイン+豪円少し

この日のトレードは、9割ドル円・1割豪円。

豪円は金利発表後の一瞬の戻りを狙って軽くスキャルした程度でした。

ドル円に集中できたのは、値動きが分かりやすかったから。

チャートを見ていてもドル円は“転換の兆し”がはっきり出ており、介入や欧州時間の下げも想定内の範囲でした。

そのため、細かい損切りを挟みつつも全体としては落ち着いて立ち回れた印象です。

指標発表日に意識すべきトレードポイント

指標発表がある日は、エントリーの「タイミング」と「様子見の姿勢」を切り替えることが大事。

特に金利や雇用統計などは、瞬間的なノイズでストップを刈られるケースが多いです。

自分はイベントの5分前には新規エントリーを避け、ポジションがある場合はロットを落としておきます。

トレードは“やらない勇気”も戦略のひとつ。

この日もまさにその判断が功を奏して、安定した+11,285円という結果につながりました。

指標前後はチャートが急変するので、余裕を持った資金管理が大切です。

トレード手法と当日の実践:値動きに惑わされず堅実に

11月4日の相場は、一見すると「動きが少なくてやりづらい日」でした。

でもこういう日は、派手なトレードを狙うよりも、自分の得意パターンに徹するのが正解だと改めて実感。

今回はドル円を中心に、短期トレンドの流れを読みながら堅実にトレードしました。

エントリータイミング:朝の上昇をどう捉えたか

朝の上昇局面では、154円台の買いの勢いを横目に見ながら、あえて静観。

勢いが出たように見えても、節目を抜け切れない動きは危険です。

ここで無理にエントリーすると、少しの戻しでロスカットされることが多いんですよね。

自分はチャートの形と出来高を見て、「これは一度上げてからの反落パターンだな」と判断。

短期の戻り売りを想定して、10時台の高値を確認したあとでショートの準備に入りました。

高値圏では慌てず、節目を意識したトレードが安全です。

下落転換を察知した場面と対応

昼過ぎ、高山さつき氏の口先介入発言で相場が一瞬ガクッと下げたタイミング。

「これで上げ止まりが確定した」と判断し、ショートエントリー。

その後、欧州時間にかけて153円台半ばまで下落したので、分割で利確していきました。

急落を狙うというよりは、流れに沿ってコツコツ積み上げるイメージ。

短期トレードでは、この“粘りすぎない利確”が地味だけど本当に大事です。

ポジション管理とリスクコントロール

この日は、最大ポジションを2つに制限。

普段は3ポジションまで取ることもありますが、方向感が読みにくい相場ではあえて絞ります。

一度に大きく勝つよりも、負けを最小限に抑える方が長期的には確実にプラスに働きます。

損切りは20pipsを目安に、逆行したらすぐ撤退。

その分、勝ちトレードのリワードも同程度に設定して、リスクリワード比1:1をキープ。

派手ではないけれど、確実に積み上げるにはこのルールが一番しっくりきています。

結果:+11,285円収支/スクショ添付

2025年11月4日 トレード収支画像

最終的な11月4日の収支は+11,285円。

派手なトレードではありませんが、手堅く取れた一日でした。

スクショを見ると、わずかな値幅の中でもタイミングよく入れたのが分かります。

「小さく勝つ」を積み重ねていくと、気持ちにも余裕が出ます。

焦ってポジションを取りすぎると、冷静さを失うので注意ですね。

反省点と次回への改善策

今回の反省は、「夜のレンジ相場を完全にスルーしたこと」。

もう少し短期のスキャルを試しても良かったかもしれません。

ただ、無理にエントリーして負けるよりは、見送って正解だったとも感じています。

次回は、ボラが小さい時間帯のトレード精度をもう少し上げることが課題。

たとえば5分足や1分足でのパターン認識を強化すれば、もっと細かく利益を積める余地があります。

トレード日記からの学び:相場環境を味方につける

11月4日は、派手さはなかったけれど、とても「学びの多い一日」でした。

値動きが少ないからこそ、自分のトレードルールやメンタルが試される。

相場に逆らわず、環境をどう“味方”にするかを改めて意識できた日だったと思います。

トレンドを追うよりも転換を狙う

今回感じたのは、「トレンドの中盤を無理に追うよりも、転換点を狙う方が効率的」ということ。

朝の上昇局面に飛び乗らなかったことで、結果的に反転下落を冷静に取ることができました。

もちろん、転換を狙うのはリスクもあります。

ただ、上値が重くなったサインや出来高の変化、ローソク足の勢いなど、いくつかの条件がそろっていれば、確度の高いポイントは必ず見えてきます。

トレンドを“追う側”ではなく、“終わりを読む側”になれると、勝率が一段階上がりますね。

市場参加者の心理を考えると、転換点の意味がより理解しやすくなります。

介入・口先発言・金利発表を無視しない

普段テクニカル重視でトレードしていますが、ファンダメンタルズ(発言・指標)も大事だと改めて感じました。

特に今回は、片山さつき氏の口先介入コメントが後々の流れを変えた一因になったのは確かです。

「どうせ一瞬で戻るだろう」と決めつけず、市場心理がどう変化しているかを感じ取ること。

発言の瞬間は値が戻っても、その後にジワジワ効いてくるケースが本当に多いです。

次回からは、口先発言や指標の発表後30分の値動きを、もう少し丁寧に観察してみようと思います。

狭いレンジでも焦らず待つことの大切さ

夜のレンジ相場では「何も起きない時間」が長く続きました。

こういう時間に焦って入ると、無駄な損失が増えるのはトレーダーあるある。

今回は我慢して様子見を貫いたことで、結果的にプラスで終えられました。

待つことも立派なトレード。

チャンスがない時間帯に無理をしないだけで、勝率は本当に変わります。

通貨ペアの選択理由(ドル円+豪円)とその意図

この日の通貨選択は、迷いなく「ドル円メイン・豪円少し」。

ドル円は流れが明確だったし、豪円は指標チェック目的で軽く触る程度でした。

通貨ペアを絞ることで、判断のブレが減ります。

あれもこれも手を出すより、一番動いている通貨を集中して見る方が結果が安定します。

自分にとっての“得意通貨”を持つことは、地味ですが大きな武器になります。

口先介入や指標の影響を整理|11月4日FXトレードQ&A

FXトレードをしていると、当日の相場展開や指標・要人発言に関して気になることが出てきますよね。

ここでは、11月4日のドル円・豪円の動きや口先介入、豪中銀金利発表など、当日の相場にまつわるよくある質問をまとめてみました。

初心者でもわかりやすく解説しているので、トレードの参考にしてみてください。

Q1. 2025年11月4日のドル円相場で一番大きく動いた時間帯は?

A. 午前10時台の上昇と、16時台の下落が目立ちました。

東京時間の高値更新と、欧州勢参入時の円高への切り返しがこの日のターニングポイントでした。

Q2. 片山さつき氏の「口先介入」は実際に効果があった?

A. 即効性は20pips程度と限定的でしたが、その後の市場心理を変えました。

直接的に下げを作ったというより、「上値警戒感」を広げる効果が大きかったと思われます。

Q3. 豪中銀(RBA)の政策金利発表ではどんなコメントがあった?

A. 金利は3.6%据え置きで、声明でも「インフレ鈍化傾向を確認」と穏やかな内容。

追加利上げの示唆はなく、市場の反応は非常に小さいものでした。

Q4. ドル円が154円台で伸び悩んだ背景は?

A. テクニカル的には過去高値付近での上値抵抗が意識され、さらに口先介入の発言が出たことで買い勢が一気に慎重になった点が大きいです。

Q5. 当日の米国経済指標に注目すべきものはあった?

A. 大きな指標はなく、NY時間は静かな展開でした。

そのため、為替よりも株式市場の方向を見ていた投資家が多かった印象です。

Q6. 口先介入が多いとき、トレーダーはどう対処すればいい?

A. 無理に逆張りしないこと。

発言直後は一時的なノイズが出るので、数分〜10分ほど待って方向性を確認してから入るのが安全です。

Q7. 153円台のレンジ相場ではどんな戦略が有効?

A. スキャルピングまたはブレイク待ち戦略が有効です。

ただし、値幅が狭いときは無理にポジションを取らず、次のトレンドを待つのも立派な選択肢。

Q8. 豪円(AUD/JPY)はこの日どんな動きだった?

A. 金利発表前後にわずかに上下しましたが、値幅は10pips前後と小さい動き。

特に目立ったトレンドは発生せず、終日レンジ内の静かな相場でした。

Q9. 為替介入が実際に行われたときはどう見分ける?

A. 通常は財務省や日銀の発表で確認できますが、実弾介入の場合は瞬間的に数十pips〜1円単位の急変が起こります。

今回のような20pips前後の動きは“口先介入”の範囲内ですね。

Q10. トレード初心者が11月4日のような相場で意識すべきことは?

A.「動かないときは休む勇気を持つ」ことです。

無理に稼ごうとすると焦りやポジポジ病につながるため、冷静さを保つことが最大の武器になります。

FX日記まとめ|ドル円・豪円の動きと反省点

  • 朝のドル円は154.22円スタート → 154.48円高値をつけ上昇。
  • 片山さつき氏の「口先介入」で一時的に20pips下落。
  • 夕方には153.33円付近まで円高が進行。
  • 夜は153.33〜153.70円の狭いレンジで推移。
  • 豪中銀政策金利は3.6%据え置きでサプライズなし。
  • 当日のトレード収支は +11,285円。
  • 無理に動かず、待つことが功を奏した一日。

11月4日の相場は、方向感のない動きの中で“メンタル勝負”の日でした。

テクニカルだけでなく、ファンダメンタルズの要素、特に発言や金利が小さく効いてくる展開。

自分のルールを守り、焦らず淡々と動けたことで堅実に利益を積み上げられた一日でした。

相場は「動く日」だけがチャンスではありません。

こうした静かな日こそ、自分のトレード軸を再確認できる貴重な時間です。

次回も、値動きに流されず、冷静にチャートを見つめていきたいと思います。