2025年11月6日のトレードは、朝のドル円の動きから夜の下落までしっかりと追いかけた一日でした。
この日は東京時間こそ落ち着いていましたが、夕方から夜にかけて動意づいてきた印象。
ドル円をメインに、ユーロ円を少しだけ触りながら、なんとかプラスで終われました。
結果は+7,963円。
勝ちは勝ちですが、振り返ってみると「もう少し伸ばせたな」と思う場面も多かったです。
ここでは、その日の相場の流れ、トレード内容、反省点をまとめていきます。
- 11月6日 ドル円レートの動きと背景
- 本日の取引通貨ペアとトレード戦略
- 今日の勝負どころ&振り返り
- 経済指標・要人発言・マーケットの雰囲気
- まとめと翌日に向けての意気込み
- 今日のFX相場を深掘り!11月6日のドル円レートとトレードQ&A
- Q1:米金利の低下が続くと、今後のドル円相場にはどんな影響がありますか?
- Q2:ドル円が152円台前半まで下落した要因として考えられることは?
- Q3:レンジ「153.77~154円」の中でどんな戦略を取るのが有効でしょうか?
- Q4:ユーロ円を少し取引した理由としてどんな点がありましたか?
- Q5:収支プラス+7,963円という結果から見えてきた自分のクセは?
- Q6:“154円天井”を意識したというのはどのように判断すればいいの?
- Q7:次回に活かすために意識すべき「ルール見直しポイント」は何ですか?
- Q8:要人発言や海外市場のムードが為替に与える影響とは?
- Q9:「レンジからブレイク」を狙う場合の注意点は?
- Q10:トレード日誌として書くべき“覚えておくべきこと”は何ですか?
- FXトレード日記の締め|11月6日の収支を振り返って学んだこと
11月6日 ドル円レートの動きと背景
まずは、今日の相場全体の流れを整理しておきます。
ドル円の動きは朝から夜まで一定のレンジを保ちながらも、後半にかけて下方向への勢いが強まっていきました。
トレードのタイミングを考えるうえで、この値動きの把握が非常に重要でした。
朝「1ドル=154.12円」付近からの立ち上がり
朝の東京時間、ドル円は1ドル=154.12円付近でスタートしました。
チャートを見た瞬間、「ここ数日の上昇トレンドの勢いは残っているけど、そろそろ天井感が出てきたかな」という印象。
この時間帯は特に材料もなく、値動きも静か。ロングで追いかけるよりも、様子を見ながら押し目や反転ポイントを探す時間帯でした。
個人的には「今日は上より下の方が狙いやすいかも」と感じていたので、早めに逆張りの準備をしていました。
9時~16時のレンジ「153.77~154円」での展開と節目意識
東京時間の日中、ドル円は153.77円~154円あたりでレンジ推移。
この時間帯はまさに「動かない相場」でしたが、その分チャートパターンがはっきり見えてきます。
特に154円付近は意識される節目になっていて、上に抜けそうで抜けない展開が続きました。
私自身も154円を上抜けるならロングで追う準備をしていましたが、結局そのサインは出ず。
レンジ内でのショートスキャルを少し試し、数pipsだけ取っては様子見を繰り返す流れでした。
焦らず待つことが正解だったと思います。
17時台以降の下落~夜間「152円台前半」までの流れ
夕方以降、ようやく相場が動き出しました。
17時台にはドル円が153.86円~153.53円へと下落。
ここから夜にかけてはさらに勢いが増し、22時~午前2時台には152.83円付近まで下がりました。
海外勢が入ってきたことで一気にボラティリティが出て、「待ってました」と言わんばかりのチャンス。
私はこの下落の流れに乗ってショートを入れ、細かく利確。
ただ、後半でもう少し粘れた場面もあったので、課題は“利確の早さ”ですね。
それでも、流れを読み切れたことは今日の収穫です。
“154円付近が今回の上昇トレンドの天井”として意識された理由
ここ数日のドル円上昇トレンドのなかで、154円付近は明確な抵抗帯でした。
このラインは過去にも意識された水準で、心理的にもキリの良い数字。
加えて、チャート的にも上昇の勢いが弱まっていたので、「そろそろ天井か?」という空気が広がっていました。
結果として、やはりこのあたりから反転下落。
今回の値動きで再確認したのは、“意識される数字は伊達じゃない”ということ。
節目を頭に入れておくだけで、無理なエントリーを防げるという良い経験になりました。

チャートに水平線を引く習慣をつけると、相場の癖が見えてきます!!
本日の取引通貨ペアとトレード戦略
この日のトレードは、基本的にドル円がメイン。
ただ、午後の動きが落ち着いている時間帯にユーロ円も少し触りました。
大きく勝つというよりは、「相場の流れに合わせてリズムを取る」ような感覚で動いた日です。
ドル円メインでのエントリー・利確・反省点
メイン通貨はもちろんドル円。
17時台の下げに入る前にショートのサインを感じ、少しずつポジションを積みました。
ただ、153.7円あたりで利確してしまい、その後の152円台前半までを取り切れず。
チャートを見返すと、もう少し我慢していればさらに伸びた形。
この「チキン利確」が今日一番の反省点です。
ただ、トレンド方向を正しく読めていたのは自信になりました。

トレンドを読めたなら、次は“握力”を鍛えるステージですね。
ユーロ円を少し触った理由と成果・課題
ドル円が落ち着いていた午後、ユーロ円の動きがやや素直に見えたので、試しにエントリー。
こちらは短期スキャルで、5〜10pipsずつコツコツ取るスタイル。
結果としては小幅のプラス。
ただ、ユーロ円はボラが小さく、ドル円ほどの勢いは感じませんでした。
“気分転換トレード”には良かったですが、やはり主軸はドル円に置くのが自分には合っていると再認識。
トレード収支「+7,963円」から見える自分のクセと改善点

結果として本日の収支は+7,963円。
大勝ではないけれど、コツコツ積み上げるには十分満足の内容です。
ただ、課題は明確。
利益が出るとすぐに利確したくなる“安全志向”が強すぎるところです。
もう少しリスクリワードを意識して、「粘るトレード」に挑戦したいと思います。
今日のような動きで+8,000円近く取れるなら、次回は1.5倍は狙える手ごたえがあります。
今日の勝負どころ&振り返り
今日の相場はレンジブレイク型。
いかにタイミング良く“下抜け”を捉えるかがポイントでした。
勝てた要因と、あと一歩伸ばすために必要だったことを振り返ります。
エントリー根拠とその後の値動きとのズレ
ショートに入った根拠は、チャートで見た明確な高値切り下げ。
加えて、154円を超えきれず下向きに切り返したことでトレンド転換を確信しました。
エントリータイミング自体は完璧に近かったですが、利確が早すぎて伸ばしきれず。
方向は合っていても“握力”が弱い。
このクセを直すだけでも、収支の伸びがまったく変わりそうです。

利確ルールは“価格”より“根拠”で決めるとブレにくいですよ。
“チキン利確”気味になったが利益を出せた理由
結果的にはチキン利確でしたが、それでもプラスにできたのは「根拠を持ってエントリーした」から。
勢い任せではなく、明確にチャートを読んで“狙った場所で入れた”のが大きかったと思います。
つまり、“入る場所が良ければ、多少早く出てもプラスになる”ということ。
このポジション精度をさらに磨いていきたいですね。
次回に活かしたい戦略・マイルール見直しポイント
今日の反省を踏まえて、次の3点を意識していきます。
- 利確ルールの見直し:感情ではなく、テクニカル基準で利確する。
- トレンド確認の再徹底:MA(移動平均線)とボリバンで方向確認。
- 節目価格の事前チェック:次は153円・152.5円付近を意識。
勝てるトレードを繰り返すには、こういう“地味な積み重ね”が一番効くと改めて実感しました。
経済指標・要人発言・マーケットの雰囲気
トレード結果だけでなく、マーケットの空気も振り返っておきます。
11月6日は、特に目立った米国経済指標もなく、夜のドル売りに拍車をかける形となりました。
11月6日は主要経済指標もなく材料難
また、米金利の低下傾向が継続しており、東京時間からじわじわとドル売りムードに。
結果的に夜にかけて下方向が優勢となり、152円台前半まで落ちました。
朝〜夜までの市場参加者のムードと自分の立ち位置
東京時間は静かでしたが、ロンドン〜NY時間はややリスクオフムード。
株式市場が軟調で、為替もリスク回避の流れ。
そんななかでも、焦らず待てた自分の判断は成長の証。
以前なら飛びついて負けていた場面です。
要人発言・海外市場の動きがドル円に与えた影響
アメリカのFRB関係者が「インフレ鈍化が確認できれば、来年利下げを検討」とコメント。
これをきっかけにドル売りが一段と強まりました。
また欧州時間ではユーロの買い戻しも入り、円高圧力と重なってドル円が下げる展開に。

マーケットが“利下げ前提”で動くと、短期では戻り売りが主流になりそうですね。
まとめと翌日に向けての意気込み
今日のトレードを総括し、次への準備を整えます。
今日のまとめ(良かった点/改善すべき点)
良かった点
- トレンド方向を冷静に判断できた。
- エントリー根拠を持ってポジションを取れた。
- 無理に追わず、プラスで終えられた
改善すべき点
- チキン利確で利益を伸ばせなかった。
- 節目到達時の対応力をもう少し鍛えたい。
明日(11月7日)に向けての戦略と意気込み
今日の勝ちに浮かれず、冷静に次へ。
154円が完全に天井として意識された以上、明日も戻り売り目線で相場を見ます。
小さくても確実に積み上げるトレードを続けていきたいと思います。
今日のFX相場を深掘り!11月6日のドル円レートとトレードQ&A
FXを続けていると、どうしても同じような疑問や確認したいポイントが出てきます。
特に2025年11月6日のようにドル円が大きく動いた日は、「どこで利確すべきだったのか」「経済指標の影響はどれくらいだったのか」と気になる方も多いはずです。
ここでは、当日の相場やトレードに関して読者が抱きやすい質問をピックアップし、簡単にわかりやすく回答していきます。
これを読めば、同じような場面で迷ったときの判断材料にもなりますし、トレードの振り返りにも役立つ内容になっています。
Q1:米金利の低下が続くと、今後のドル円相場にはどんな影響がありますか?
A:米金利の低下は、基本的にドルの魅力を下げる要因になります。
金利が下がると、ドルを保有して得られる利回りが減るため、資金が他通貨(円やユーロなど)に流れやすくなります。
その結果、ドル円ではドル売り・円買いが進みやすく、上値が重くなる展開が想定されます。
ただし、同時に日本側の金利動向や要人発言なども影響するため、「米金利=ドル円の方向」ではなく、相対的な金利差を見るのが大切です。
Q2:ドル円が152円台前半まで下落した要因として考えられることは?
A:下落の背景には、米長期金利低下や米国の景気先行き懸念があったと言われています。
例えば、米10月チャレンジャー人員削減数が大幅に増加したという報道があり、利下げ観測が再び強まったことでドル売り・円買いが優勢となりました。
Q3:レンジ「153.77~154円」の中でどんな戦略を取るのが有効でしょうか?
A:レンジ相場では、「上限で売る」「下限で買う」という戦略が一般的です。
ただし、今回のように節目が明確で上抜け・下抜けのどちらかが狙える流れがあるなら、レンジ内で鞘取りを狙うより、抜けた方向についていく方が大きなチャンスになります。
私は今回、下抜けのサインを見てポジションを取れたのが良かったと感じています。
Q4:ユーロ円を少し取引した理由としてどんな点がありましたか?
A:ドル円が明確に動きそうな時間帯と節目が見えていた一方で、少しアクセントをつけたくてユーロ円も少額で触りました。
主要通貨ペアに偏ると動きが読みにくいこともあるので、分散戦略として少し別通貨ペアを入れておくというのも私は好きです。
Q5:収支プラス+7,963円という結果から見えてきた自分のクセは?
A:今回プラスになったのは素直に嬉しいですが、「チキン利確」気味だったという自覚もあります。
つまり、「利益が出たら安心してしまって持てない」というクセです。
次回はもう少し粘るルールを事前に定めておきたいと思います。
また、エントリー根拠をもう少し強くして、余裕をもって利確・損切りを設定することも課題です。
Q6:“154円天井”を意識したというのはどのように判断すればいいの?
A:チャートにおいて過去の高値や心理的なキリ番(この場合“154円”)が重なると、そこが意識されやすくなります。
また、上昇トレンドが続いてきた流れの中で買いが止まり、売りが出やすい水準というのも“天井らしさ”につながります。
今回もその水準で反転したことから、多くの参加者が「このあたりで調整が入る」と考えていたと見ています。
Q7:次回に活かすために意識すべき「ルール見直しポイント」は何ですか?
A:・エントリー前に明確な根拠を3点以上持つこと。
・利確・損切りの位置を明確に決めておくこと。
・「利益が出たら利確」「損が出たら早めに撤退」というクセをなくすこと。
・節目(例:154円)を意識して、「ここ抜けたら」「ここ割れたら」のプランBを持っておくこと。
このあたりが私として重要な次回への準備です。
Q8:要人発言や海外市場のムードが為替に与える影響とは?
A:例えば、金融政策関連の発言、地政学リスク、海外株式の動き・金利変動などが、為替市場に直接影響を与えます。
今回は米雇用関連データなどを受けて「利下げ観測」「ドル売り・円買い」が強まったという流れが散見されました。
こういったニュースをトレード前に押さえておくことで、急な値動きにも落ち着いて対応できます。
Q9:「レンジからブレイク」を狙う場合の注意点は?
A:レンジを抜けるタイミングは大きなチャンスですが、その反動で戻されるリスクもあります。
つまり、「抜けた」とすぐに飛びつくのではなく、一旦戻りを待って確認してから入るというのも有効。
今回も私は「レンジ後下抜け」の流れを狙って正解だったと思いますが、もう少し戻りを待ってからでもよかったかなという思いもあります。
Q10:トレード日誌として書くべき“覚えておくべきこと”は何ですか?
A:・通貨ペア/エントリー時間/レート/ロット数
・なぜそのタイミングで入ったか(根拠)
・その後の相場の動き/ズレがあったか
・結果(利益・損失)とその理由
・次回どうするか(改善点・維持すべきポイント)
これらを細かく書いておくと、自分のトレード癖が見えてきて、徐々に勝率アップ・収支改善への道が見えてきます。
FXトレード日記の締め|11月6日の収支を振り返って学んだこと
- ドル円は朝154.12円付近でスタートし、9時~16時は153.77~154円あたりのレンジ推移。
- 17時台以降から夜にかけて下落し、22時〜午前2時台にかけて152.83円付近まで下がった。
- “154円付近”が今回の上昇トレンドの天井として意識されていた。
- 取引通貨はドル円メイン、ユーロ円を少し。
- トレード収支は+7,963円。利確のタイミングに反省点あり。
- レンジや節目を意識しつつ、次回はエントリー根拠を明確に・利確ルールも強化予定。
本日のトレードはプラス収支となり、ひとまずホッとしています。
ドル円の動きをしっかり追えたこと、そして比較的冷静にポジションを取れたことが良かった点です。
ただ、“チキン利確” に近く、もう少し粘れた可能性も感じております。
特に 154円あたりという節目の意識が働いた場面で、自分の判断が少し保守的になってしまったことが反省点。
次回はさらに明確なエントリー・利確・損切りルールを設けて、収支の波をもっと持続させていきたいと思っています。
今日の成果と反省を、明日のトレードに活かしていきます。

