FX専業として半年ほど過ごしてみて、ようやく自分が今どんな場所に立っているのか少しだけ分かってきました。
トレードが好きで、会社勤めの生活から抜け出して自由な働き方を求めた結果、この道を選んだわけですが、実際に生活してみると「自由=気楽」ではないという現実にも何度も直面しました。
もちろん専業になってよかった部分もありますが、今回の記事では、あえて“悪かった部分”“困ったこと”“思ったよりしんどかったこと”に焦点を当てています。
これから専業を目指す方が、イメージとのギャップで苦しまずに済むよう、できるだけリアルな視点で書いていきます。
FX専業の生活で直面した現実
専業トレーダーになった瞬間、生活のリズムも価値観も、会社員時代とはまったく違う形に変わりました。
良い面もあれば、想像していなかった不都合もあります。
ここでは、日常生活の中で特に大きかった“変化”を、体験ベースで深く掘り下げていきます。
半年で体重が8kg増えてしまった
専業になって、本当に笑えないほどの体重の増え方です。
会社員時代は通勤や移動で自然と歩いていましたし、仕事中も体を動かす機会があったのですが、専業になった瞬間からそれがゼロになりました。
しかもチャートの波が落ち着くまで席を離れられないことも多く、気づけば1日中ほぼ座りっぱなし。
食事も「後で動くから大丈夫だろう」と変な安心感からボリュームが増え、結果として半年で8kg増という、トレード以上に衝撃的な数字に。
服は入らなくなるし、鏡を見るのが憂鬱になるし、明らかに心身のバランスが崩れていきました。
今は夜のウォーキングを日課にして少しずつ戻していますが、“専業=運動不足”は想像以上に強烈です。

専業トレーダーの敵って、実は相場より“椅子”なんだよね…。
身体が壊れる前に生活を整えるのは本当に大事。
近所の視線が気になるようになった
田舎の住宅地という環境もあるのですが、専業になってから自分の生活が“見られているように感じる”瞬間が増えました。
平日の昼間にずっと車が停まっているのは、地方ではけっこう目立つんですよね。
別にやましいことはしていないのに、誰かに「あそこの家って何してるんだろう」と思われている気がしてしまう。
会社員の頃は「平日昼は働いている」という前提が自然に社会とのつながりをつくっていたのだと、専業になって初めて気づきました。
自由であるはずなのに、外から見えない仕事というだけで精神的に少し落ち着かない感覚があります。

散歩や買い物に行く時間をあえて決めてルーティン化すると、“家にこもっている感覚”が薄れて気分が軽くなるよ。
外に出るだけで、視線へのストレスが減ることも多いみたい。
稼ぎへの不安が常に付きまとう
専業になって一番重いのは“心”の部分だと思っています。
どれだけ勝っていても将来の不安がゼロになる日はありませんし、負けが続くと、何をしていても「来月大丈夫かな」と考えてしまう。
チャートと向き合っている間だけでなく、食事中でも、子供と遊んでいるときでさえ、潜在的にずっと収入のことが頭にあるような状態です。
会社員のように毎月の給料が保証されているわけではないので、成功すれば自由ですが“常に綱渡りの生活”でもあります。
トレードスキルだけでなく、精神的な強さも同時に求められるのが専業のリアルな部分です。

負け続きでも、自分を責めすぎないこと。
チャートから少し離れて、家族や趣味の時間をしっかり持つと、精神的な疲れは驚くほど軽くなるよ。
夜中でもレートが気になってしまう
専業になると、生活リズムが相場中心に寄っていきます。
アラームを入れていても気になって勝手に目が覚めるし、寝る前に「今の時間どう動いているんだろう」とスマホを開いてしまう。
特にNY時間の動きは翌日の流れに影響することが多いので、余計に気になってしまうんですよね。
結果として睡眠の質が落ちてしまい、日中の集中力の低下につながるという悪循環に陥りました。
専業になって“チャートとの距離感を保つ難しさ”を非常に強く感じています。

NY時間が気になるのはわかる。
でも、重要な動きだけ通知でチェックして、あとはチャートから距離を置くようにすると頭が休まるよ。
子供たちからの評価が下がったように感じる
専業になれば家族との時間が増えると思っていましたが、実際はその逆でした。
家にいる時間が長いのに、実際はチャートばかり見ていて子供たちの相手ができない瞬間が増え、結果として「前より近づけない」という空気を感じることがあります。
子供たちも“外で働いている父親像”を自然と持っていたのかもしれません。
自宅でずっとパソコンに向かっている姿を見て、「仕事をしている」とはまだ理解しづらい年齢なのもあり、私自身も少し胸が痛くなります。
この部分はトレード以上に難しいテーマだと思います。

自宅で仕事する父親は、子どもからすると不思議な存在。
だから“作業時間はここまで、遊ぶ時間はここから”と見える化してあげると分かりやすい。
ローンが通らなくなる現実
専業になって驚いたのが、ローン審査の厳しさです。
会社員としての「安定した毎月の収入」がどれだけ信用力になっていたのか、辞めて初めて理解しました。
住宅ローンはもちろん、車のローン、クレジットカードの新規発行など、どれも条件が厳しくなります。
実績が安定していても、毎月の給料という形がないというだけで、審査側の評価はかなり下がります。
「自由な働き方」と「信用力」は必ずしも両立しないというのが現実です。

自由に働ける一方で、社会的信用力が下がるのは想像以上。
でも知っておけば事前に対策できるし、落ち込む必要はないよ。
健康保険や年金の負担が想像以上に重い
専業になってから固定費の重さを痛感したのが、この健康保険と年金です。
会社員時代は会社が半分負担してくれていたものが、すべて自分の負担になるため、月々の支払いが想像以上に重くのしかかります。
しかも、前年の収入によって保険料が決まるため、前年に頑張った年ほど負担が増えるという仕組み。
トレードの収支だけでも波があるのに、固定費まで大きくなると心理的プレッシャーが倍増します。
専業を考えるなら、この部分は本当に軽視できません。

専業になると保険や年金の負担が意外に重いんだよね。
毎月の支払い額を見て“改めて会社員のありがたみ”を痛感したよ。
社会から切り離されたような感覚
専業は自由に見えて、実は孤独になりやすい働き方です。
毎日チャートと向き合い、誰とも話さず一日が終わってしまうことも珍しくありません。
会社員時代は、同僚との雑談や会議が自然と刺激になっていましたが、専業になるとその“人との関わり”がほぼ消えます。
自分の判断だけで仕事が進んでいくので気楽ですが、同時に閉じこもったような感覚が強まる瞬間もあります。
専業には“孤独とどう付き合うか”というスキルも必要だと感じています。

孤独感は専業ならではの悩みだよね。
意識して外の人と話す時間を作るだけで、精神的にずっと楽になるよ。
FX専業の悩みに関するよくある質問と回答
FX専業として半年ほど過ごしてみると、実際に体験してみないと分からない細かな悩みや疑問が本当に多いと感じます。
これまで友人やSNSのフォロワーから質問をもらう機会も増え、専業ならではの“普通の仕事とは違う視点”に興味を持つ人が多いことを実感しました。
ここでは、そういった声の中から特に多かったものを、本文では触れられなかった角度でまとめています。
専業を考えている方、今の働き方に迷っている方の参考になれば嬉しいです。
Q1:専業になって最初の1ヶ月はどんな感じでしたか?
A1:緊張と興奮の入り混じった感覚でした。自由な反面、収入の不安が一気に押し寄せてきて、思った以上に精神が消耗しました。
Q2:専業になって一番苦しかった瞬間は?
A2:連敗が続いて自分の手法が本当に通用するのか疑い始めた時期です。
誰も守ってくれないので不安が一気に増しました。
Q3:専業で感じる“孤独”はどれくらいですか?
A3:人と関わらず一日が終わることが多いため、かなり強いです。
ただ、その孤独を活かして集中できる日もあります。
Q4:仕事とプライベートの切り替えはどうしていますか?
A4:意識的にPCを閉じる時間をつくっています。
物理的に距離を置かないと、ずっと仕事状態になってしまいます。
Q5:専業になって後悔したことはありますか?
A5:社会的信用の低下は正直ショックでした。
ただ、後悔というより「覚悟が足りなかった」と思う瞬間はあります。
Q6:プレッシャーはどうやって対処していますか?
A6:ルール化と生活リズムの固定です。
不安定な収入に対抗するには“習慣の安定”が一番効果があります。
Q7:専業になって人間関係は変わりましたか?
A7:会社という共通項がなくなったので、自然と疎遠になった人もいます。
代わりに、新しく関係を作る必要性を感じています。
Q8:専業は精神的に強くないと無理ですか?
A8:強さより“回復する仕組み”のほうが大事だと思います。
誰だって折れそうになるので。
Q9:専業になってよかった部分はありますか?
A9:時間の自由は確かに大きいです。
ただ、それがそのまま幸せにつながるかは、かなり人によります。
Q10:これから専業を目指す人へアドバイスは?
A10:収入面だけで判断せず、生活の変化やメンタル面まで想像しておくことをおすすめします。
FX専業になって半年で感じたことのまとめ
- 運動量が激減し、半年で体重が8kg増えた。
- 社会的な視線や近所の目が気になる瞬間がある。
- 収入不安は毎日つきまとう。
- 生活リズムが崩れやすく、睡眠の質も落ちやすい。
- 家族との距離感が変わることがある。
- ローンの審査は専業になった瞬間に厳しくなる。
- 健康保険・年金の負担が会社員の倍以上体感される。
- 自由な反面、強烈な孤独感がある。
- メンタル面のケアが最優先事項になる。
- 専業は“技術だけでなく生活のコントロール”が求められる。
専業トレーダーという働き方は、表向きには自由で華やかに見えるかもしれませんが、実際には想像していた以上に生活やメンタルへの負担が大きいと感じています。
特に半年ほど経つと、最初の勢いだけでは乗り切れない部分がはっきり見えてきます。
それでも、自分で選んだ道ですし、この経験はきっと今後の人生に活きてくると信じています。

ここまで読んでくださって本当にありがとうございました。
また気が向いたときに、ぜひ記事を読みに来てください。

