12月4日の相場を振り返りつつ、自分のトレード内容とその時感じた相場観を整理してみました。
日々の記録として残しておくことで、今後の改善点も見えやすくなるので、今日も丁寧にまとめています。
本日のトレード結果
今日はドル円を中心に売買し、豪ドル円は1回だけの軽めのエントリーでした。
動きとしてはしっかりボラがあり、値動きに対してどう向き合ったかが明確に問われる一日でした。
今日のトレードの振り返り

ドル円は155.26円付近からスタートし、13時台には155.54円付近までじわっと上昇。
その後は14時台から21時台にかけて下落が続き、当日最安値の154.51円付近まで押し込まれる展開でした。
そこから少しずつ値を戻し、翌朝には155.09円付近で終えています。
豪ドル円は102.41円付近で始まり、午前中の勢いで102.85円付近まで上昇。
しかし午後には流れが変わり、20時台に最安値102.09円付近まで落ち、その後は翌朝に102.50円付近まで戻しました。
自分の結果としては+3,582円で終えられ、スクショも残しています。
豪ドル円はボラがあったのに握力が弱く、思わず利確してしまったのは反省点。
ドル円は「高市政権発足以降の10円上げ」の印象が強く、どうしても上がりそうに見えてしまいショートの決断が鈍る癖が出てしまったのも課題です。

取引後の振り返りで自分の癖を見つけると、次回のトレード精度がぐっと上がります。
ドル円と豪ドル円の値動き分析
12月4日は両通貨ペアがそれぞれ特徴的な動きを見せました。
値幅とタイミングをどう捉えるかでトレード結果も変わる一日だったと思います。
ドル円の値動き分析
ドル円は155.26円付近スタート、13時台まで上昇して155.54円付近へ。
その後は夕方以降に下落が続き、一時154.51円付近まで下押し。
その後は反発して翌朝155.09円付近で終了しています。
下げ幅はやや大きめでしたが、下押し後の戻りは素直な動きで、スキャルや短期なら取りやすい局面もありました。
とはいえ流れに逆らうエントリーは危険で、短期の方向感を素直に追うほうが合っていた印象です。
豪ドル円の値動き分析
豪ドル円は午前に強めの上昇で102.85円付近まで上がりましたが、午後は流れが一変して下落方向へ。
最安値102.09円まで押し込まれました。
そこから夜間にかけて徐々に戻し、翌朝は102.50円で終了。
こちらも上下にしっかり動いてくれましたが、個人的には「もっと握れたな」と反省の残る一日でした。

短時間で方向が変わると心理的に焦りますが、日足や節目の価格も参考にすると判断がブレにくくなります。
日足視点の相場観と今後の見通し
ここからは、自分なりの中期的な視点で相場を見たときの考えや、トレードに活かしたいポイントを書いていきます。
日足の波形から見た現在地
ドル円は154.51円付近で反発した動きから、個人的には「日足で下落1波が終わり、2波に移った可能性」があると見ています。
ただ、これが本格的な転換か単なる調整かはまだ判断が難しいところ。
上位足が下向きである以上、戻り売りの意識が強い市場参加者も多く、無理に上を追うのは危険。
いつも以上に慎重に分析したい局面です。

上位足の方向性を無視すると逆張りリスクが高まるので注意です。
トレード改善のポイント
今回の反省として、勝つためには「負けパターンを潰す」ことがやっぱり最優先だと改めて感じました。
まだ徹底しきれていない部分があり、それが収益の伸び悩みの原因なんだと思います。
自分の癖を自覚し、ひとつずつ修正していきたいところです。
当日の経済指標と市場材料
12月4日は米国の経済データがいくつか発表され、マーケットの雰囲気にも影響が出ていました。
市場に影響したポイント
・アメリカの新規失業保険申請件数は前回21.6 → 結果19.1と改善。
・耐久財受注も前回0.5% → 結果0.5%と安定。
・これにより一時ドル買いが入りやすい材料になったものの、市場は依然として利下げ観測を意識しており、ドル買いは限定的。
こうした材料を踏まえると、短期的には上下に触れやすい扱いにくい相場でした。

改善した指標でも、市場の見方によって反応が限定的になることがあります。
本日の値動きから見るリスクと戦略
値幅のある相場だからこそ、リスク管理とエントリー精度が大切になります。
今日の相場で意識すべきだった点
ドル円・豪ドル円ともに上下の幅がはっきりしていたので、トレンド転換のタイミングを焦らないことが重要でした。
特にドル円の154.50円付近はサポートとして機能しやすく、このあたりを根拠にした短期の押し目買いは取りやすかったと思います。
逆に、流れと逆方向に逆張りしてしまうとストレスが大きく、負けパターンを誘発しがちです。
今後も節目を基準にした丁寧なエントリーを意識したいです。

逆張りはストレスも損失リスクも高くなるので、流れを意識することが大切です。
12月4日相場に関するよくある疑問と回答
12月4日のドル円・豪ドル円の値動きや経済指標を振り返ると、「なぜこんな動きになったのか?」と気になる点も多いと思います。
ここでは、当日の相場に関連した疑問をまとめて、わかりやすくQ&A形式で解説していきます。
収益やポジションには触れず、相場の理解に役立つ内容を中心にしています。
ここでは、今日の相場や指標に関連しそうな質問を10件まとめました。
収益や具体的なポジションに触れず、一般的な疑問として答えています。
Q1:新規失業保険申請件数が改善すると為替が動くのはなぜ?
A1:雇用が強いと景気が底堅いと判断され、ドル買いにつながりやすいからです。
Q2:耐久財受注が予想と一致したのに値動きが大きかった理由は?
A2:市場は事前にポジションを積んでいる場合が多く、結果よりも「織り込み具合」によって動くことがあります。
Q3:154.50円付近でドル円が反発したのはなぜ?
A3:過去にも意識された価格帯で、買いが入りやすい水準だったためです。
Q4:豪ドル円が午前と午後で流れが変わった理由は?
A4:アジア時間と欧州時間では参加者の傾向が違い、トレンド転換が起きやすいためです。
Q5:ドル円が戻りやすい相場に見える理由は?
A5:金利差・需給・短期のポジション調整が重なり、下がっても買い戻しが入りやすい状況だからです。
Q6:豪ドル円にボラが出やすい日とは?
A6:豪州関連の材料がなくても、ドル円の急変やリスク資産の動きで影響を受けやすい日です。
Q7:ショートがしにくく感じる心理の正体は?
A7:直近の上昇トレンドが脳内に残り、上方向のイメージが強くなる“バイアス”によるものです。
Q8:12月は為替が荒れやすい?
A8:海外勢の調整や年度末のフローが増え、急な方向転換が出やすい時期です。
Q9:雇用指標の日に注意すべき点は?
A9:発表直後の値動きが荒れやすく、スプレッド拡大や急反転に巻き込まれやすいことです。
Q10:値幅が大きい日に心がけることは?
A10:ロットを抑えることと、損切り幅を先に決めておくことです。
本日のトレード結果と今後の戦略まとめ
・ドル円は155.54円まで上昇後、154.51円まで下落し翌朝155.09円へ戻した。
・豪ドル円は午前上昇、午後下落のメリハリある展開。
・チキン利確とショートの躊躇が今日の反省点。
・ドル円は日足の2波に入った可能性だが、慎重さは必要。
・負けパターンを潰す姿勢を再徹底することが今後の課題。
今日はドル円も豪ドル円もよく動き、考えさせられる場面が多い一日でした。
反省点はありますが、それを次のトレードに活かすことで成長につながると思っています。

今日も読んでくれて本当にありがとうございます。
またぜひ覗きに来てもらえたら嬉しいです。

