2025年12月5日のドル円は、朝から夜まで雰囲気が何度も切り替わる忙しい相場でした。
実際にトレードしながら見ていた流れや、その日の収益、そして個人的に感じたことをまとめています。
日々の記録として書いていますが、読んでくれた方の参考になる部分が少しでもあれば嬉しいです。
12月5日のドル円相場をざっくり振り返り
まずは一日の流れを軽く整理しておきます。
値動き自体はそこまで激しくなかった時間帯もありましたが、節目での反応が分かりやすかった日でした。
朝の小幅上昇で始まった一日の流れ
12月5日のドル円は155.09円付近でスタート。
そのあと9時台にかけてじわっと買いが入り、155.23円付近まで上昇しました。
この時間帯はそこまで強い勢いではなく、静かに上値を試すような感触でした。
午前中からお昼にかけてはレンジでの小さな攻防が続き、方向感がはっきりしない状態が続きます。
13時台に入ると一転して下落が始まり、16時台には154.34円付近まで到達。
この落ち方はチャートでもはっきり分かるほどで、ショートを狙う人にとっては良い動きでした。
しかし日足では78.6パーセント付近でWボトムを形成していたこともあり、下値を追って崩れるというよりは、反発するための準備だったようにも見えます。
実際に夜にかけて徐々に切り上がる展開となり、午前1時台に155.49円付近まで上昇して当日の高値を更新。
このあと朝まではほとんど動かず、155.32円付近で引けています。
豪ドル円も動きは大きく、102.50円付近から始まり、午前中は同じレンジ帯で横ばい。
夕方の18時台から強い上昇が出て、午前0時台には103.18円付近まで上昇しました。
この動きはかなり綺麗で、流れに乗れたら大きめに取れるようなチャートでしたが、自分は握力不足で早めに利確してしまったのが少し悔しいところです。
アメリカの指標では、PCE価格指数は予想2.8に対して結果も2.8。
ミシガン大学消費者信頼感指数は予想52.0に対して53.3でした。
強めの数字ではありましたが、大きなサプライズはなく、市場としては落ち着いた消化になった印象があります。

夜間の切り返しは日足のWボトムが支えになっている可能性あり。
長期目線でも意識すると見やすいです。
12月5日のマイトレード結果を振り返り
この日はドル円だけに絞って2回のトレードに挑戦しました。
無理に回数を増やすより、落ち着いて良い形を待つことを意識しています。
伸ばしきれなかったショートの場面

結果としてはプラス820円で終了。
派手ではありませんが、勝ちで終えられたので良い一日でした。
実際の収支はスクショで添付しています。
ただ、内容としては満足できるポイントと反省点が半々でした。
ショートで伸ばしきれなかったところは、もう一呼吸待てば違った結果になったはずです。
ロングも建値決済にかかり、方向は合っていたのに利益にできなかったのが惜しかったです。
豪ドル円に関してもチャンスはありましたが、少し怖がってしまい、伸びる前に利確してしまいました。
ボラがあっただけに、逃してしまった感覚が強いです。
このあたりは今後の課題として意識したいポイントです。

逃した利益よりも、勝てた収支をまず褒めること。
トレード心理を整えるのも大事なスキルです。
日足から見た今後の展望と意識したいポイント
チャートを確認していて感じたことや、今後の方向性として気になっている点をここで整理しておきます。
上昇が続く可能性と警戒したいポイント
日足では前から気になっていた78.6%付近で綺麗にWボトムを形成しており、ここからの反発が続きやすい形になっています。
特にローソクの下ヒゲの出方を見ると、買いが入りやすいシグナルとして機能しているようにも見えました。
ただし上値を追うときの勢いが少し鈍ってきた印象もあり、強気でのロング一本というよりは、戻り売りのタイミングも意識しておくと取りやすい場面が増えそうです。
今日のように下落からの反発が見られる場面もあるので、どちらも狙える柔軟さが必要になります。
個人的には、上昇を狙いつつもショートもサブとして活用していくスタンスがしばらく続きそうです。
細かい反発よりも、大きな節目を意識しながら丁寧に見ていくつもりです。

チャートの形状を見ながら柔軟に対応する習慣は、トレード精度を上げるコツです。
豪ドル円の動きから感じたこと
この日はドル円中心でトレードしましたが、豪ドル円の動きも参考にしていたので感じたことを書いておきます。
豪ドル円の午前の動きとレンジの特徴
豪ドル円は午前の横ばいから、夕方の強い上昇へと流れが変わった一日でした。
102.50円付近のレンジが続いたあとで勢いよく上昇に転じたので、形としては非常にわかりやすいチャートでした。
ただ、自分は少し慎重になりすぎてチキン利確をしてしまい、その後の103円台までの上昇をしっかり取れませんでした。
全体のボラは大きかったので、伸びていくときの気持ちのコントロールが課題として出てきます。
豪ドル円はドル円よりも上下に触れやすいので、利を伸ばすかすぐに切るかの判断がより難しくなる場面があります。
今後トレードする際には、方向が合っていると感じたときはもう少し余裕を持って見守れるようにしたいです。

短時間で動く通貨ペアは「待つ力」が勝率アップの鍵。
焦らず流れに乗る習慣を意識しましょう。
当日の相場でよくある疑問をまとめました
12月5日の相場を通して、自分自身が気になったことや読者の方が疑問に感じそうなポイントをいくつかまとめてみました。
トレードそのものの結果とは直接関係しない部分ですが、相場の背景を知るうえでは役に立つと思います。
軽く読み流すだけでも、当日の雰囲気がつかめるはずです。
Q1. 12月5日のドル円が午後から下落したのは何が影響していますか
A. 午後の流れは市場参加者が増えて流れが変わりやすい時間帯で、細かい売りが積み重なって下方向に傾いた印象です。
Q2. 欧州時間の動きがドル円のボラを大きくした理由はありますか
A. 欧州勢の参入で取引量が増えるため、節目割れの動きが出やすくなりました。
Q3. 夜のドル円が再上昇した理由はありますか
A. 下値を固めた後だったので押し目買いが入りやすく、指標の結果が落ち着いていたことも後押ししたように見えます。
Q4. 豪ドル円が18時台から強い動きを見せた背景はありますか
A. 夕方からリスクオンのムードが出たことで買いが入りやすかったと思います。
Q5. Wボトムはどの程度意識されていたと考えていますか
A. 78.6%というきれいな位置だったので、テクニカル的に見ている人は多かったはずです。
Q6. ミシガン大学の指標は相場に影響しましたか
A. 予想より強く出ましたが、相場の流れを変えるほどではなく、穏やかに吸収された印象です。
Q7. PCEが予想と同じだったことで市場に安心感はありましたか
A. サプライズが無いときは大きく荒れにくいので、参加者としては落ち着いて見られたと思います。
Q8. この日ショートの活用が難しかったのはなぜですか
A. 戻しが早く、短期で決済を求められるような動きが多かったためです。
Q9. 豪ドル円のボラが大きく感じた理由はありますか
A. 円売りの流れが出たタイミングと豪ドルの買われやすい環境が重なったためだと思います。
Q10. 夜中にドル円が高値を更新したのは買いが溜まっていたからですか
A. 一日を通して買いが積み上がっていたので、引け前の流れと合わさって高値をつけたと考えられます。
最後に今日の相場を整理しておきます
・ドル円は朝に軽く上昇し、午後に下落、その後夜に高値更新。
・日足のWボトムが綺麗に成立しており反発が継続する形。
・豪ドル円は大きなボラがあったが伸ばしきれず。
・アメリカのPCEとミシガン大学の指標はサプライズなし。
・ショートとロングの両方で伸ばしづらい場面が多かった。
・上値の勢いが鈍く、ショートも狙える相場に。
・来週以降の動きも面白くなりそうなチャートの形。
今日も思うように取れない部分があったり、伸ばせなかったりと悔しさは残りますが、トータルでプラスで終われたので良しとしています。
相場は毎日違う顔を見せるので、学びが尽きないのが面白いところですね。

ここまで読んでいただき本当にありがとうございます。
また次の記事も見に来てもらえたら嬉しいです。

