2025年9月26日のFXトレード収支と、相場から得た気づきを振り返っていきます。
本日のドル円は、朝は149.75付近でスタートし、日中は149.60〜149.95の間で方向感のないレンジ相場。
その後、夜間にかけては149.40〜149.60近辺へとやや下げましたが、結局は一日を通してボックス圏内の動きにとどまりました。
経済指標ではPCEやミシガン大学の指数発表もありましたが、どちらも為替には大きな影響は見られず。
市場全体としては「週末を前にした様子見ムード」が強かった印象です。
そんな中で自分がどんな戦略を立て、どこでエントリーしたのか。
結果と反省点、そして今後に活かすべき学びを記録としてまとめておきたいと思います。
今日のドル円レートの値動きまとめ
朝、チャートを開いたとき、ドル円は149.75円あたりでのスタート。
昨日のNY終値から大きなギャップもなく、落ち着いた滑り出しでした。
とはいえ、朝から方向感がつかめず、無理に動いても反転されそうな雰囲気。
東京市場でも特に材料はなく、“様子見モード”という印象でした。
ポジションを取るか少し迷いましたが、慎重に見送って正解だったかもしれません。
朝のドル円は149.75付近からスタート
今朝のドル円は、149.75円付近で静かにスタートしました。
前日のNY市場からの流れを引き継いで、方向感のない展開で東京市場が始まった印象です。
この時点で感じたのは、「今日はボラティリティが低くなるかもしれないな」ということ。
東京時間では材料も乏しく、無理なポジション取りは避けるべきという判断で、朝は完全に静観していました。
相場を一歩引いて見ることができた点は、個人的には良いスタートだったと思っています。

朝から無理せず“静観”できたあなた、それが一番の勝ちかもしれません。
日中は149.60~149.95のレンジで推移
昼間の相場は非常にわかりやすいレンジ相場で、149.60〜149.95の間を小刻みに動いていました。
こういうときは、短期トレーダーにとってはチャンスでもありますが、反面「動きが小さくて狙いすぎると損しやすい」という難しさもあります。
私はこの時間帯に、レンジ上下のラインでの反発を狙って数回エントリーしました。
ただ、獲れるトレードもあれば、エントリーが甘くて微損で終わるものもあり、精度にバラつきが出てしまいました。
自分の課題である「エントリーポイントの一貫性のなさ」が露呈した場面でもありました。
夜間は149.40~149.60のボックス相場にシフト
22時を過ぎたあたりから、ドル円のレンジはやや下方向にシフトし、149.40〜149.60のゾーンでの動きになりました。
個人的には「ここから動きが出るかも」と考えてブレイクの可能性を警戒していたんですが、結果的には大きなトレンドは生まれず、再び静かなボックス相場が続いただけでした。
週末前ということもあって、参加者が減っていたのかもしれません。
ニューヨーク時間にも関わらずボラが出ないというのは、やはり様子見のムードが市場全体にあった印象です。
ここで無理に入らなかった判断は、自分を褒めたいところです。
本日の経済指標とドル円の反応
今日は指標発表が2本ありましたが、どちらも為替市場への影響は限定的でした。
まず21:30に発表されたのが、米国のPCE価格指数。
インフレ指標として注目されるデータですが、結果は市場予想とほぼ一致。
わずかにドル買いの動きがあったものの、継続性のある動きにはならず、すぐレンジへ戻る形となりました。
続いて23:00には、ミシガン大学の消費者信頼感指数が発表されましたが、こちらも反応は鈍く、相場に変化はほとんど見られませんでした。
要するに今日は「材料はあったけど、反応が出ない日」でした。
こういう日こそ、動く前提でポジションを取ると痛手になりがち。
待つ力が試された一日だったと思います。
PCE価格指数の結果と為替の動き
注目されていた21:30のPCE(個人消費支出)価格指数の発表。
結果は市場予想にほぼ沿った内容で、ドル円は一瞬だけ小幅に動いたものの、すぐに元のレンジへ戻ってしまいました。
相場の動きを見る限り、「市場はこの指標を見て動く気がなかった」と感じさせるほどの無風ぶりでした。
こういう場面で焦ってエントリーしてしまうと、“騙しの動き”に巻き込まれやすいので注意が必要です。
私は様子見に徹していたため、ここではノートレード。
自分の判断を守れた点は良かったと思います。
ミシガン大学消費者信頼感指数は無風?
23:00に発表されたミシガン大学の消費者信頼感指数(確報値)も、相場にはまったく影響を与えませんでした。
この指標は時に相場を動かすこともありますが、今日のように他に強い材料がなかったり、週末直前というタイミングでは、動きが出にくいです。
実際にチャートを見ていた方なら分かると思いますが、発表後もほぼ横ばい。
参加者の多くが「今は動かない方が安全」と判断していたんでしょうね。
正直なところ、今日の指標は「チェックだけして、エントリーしないのが正解」な日だったと感じました。
今日のトレード戦略と実践の結果
今日は朝から「動きづらいだろうな」と感じていたので、日中は明確なレンジ相場に合わせた逆張り戦略を採用しました。
149.60〜149.95あたりのレンジ内で、ラインタッチ付近の反発を細かく狙っていくスタイルです。
自分としては、ロットも控えめにして、リスク管理を意識してのトレードでした。
ただ、後から見返すとエントリーポイントに少し甘さがあったなと反省。
伸びそうなところで欲張って失敗したり、早すぎて逆行されたりと、詰めの甘さが目立ちました。
夜は一応ブレイクに備えつつも、「これは抜けないな」と判断して、無理なエントリーは避けました。
トータルで見れば、大きな負けを回避できたのは良かったと思います。
昼間はレンジ相場を意識したエントリー
朝の時点で「今日は動きが出にくそうだな」と感じていたので、昼間は無理にトレンドを追わず、明確なレンジ相場を前提にした逆張り戦略でエントリーしました。
149.60〜149.95の範囲で動いていることを確認してから、サポートとレジスタンスの反発ポイントをしっかりラインで引いて、そこでの反応を待つ形。
エントリーの回数はいつもより少なめにして、損切りは浅め、利確は欲張らないルールを徹底しました。
結果としては、数回の小さな利確と1回の微損で終えた形になりましたが、「この相場でこれ以上を狙わない」という判断ができたこと自体が大きな収穫だったと思います。
ただし、ライン際で「ちょっと早かったかな」というエントリーもあったので、ローソク足の確定を待つ意識をもっと持っていきたいですね。
夜はブレイク警戒もノートレが正解だったか
夜の部では、「さすがにそろそろ動きが出るかも」という期待もあって、22時以降の動きには少し警戒感を持ってチャートを見ていました。
特にPCE発表後の反応を見て、「もしここで上か下に抜けるようなら、仕掛けていこう」と考えていました。
実際には、PCEもミシガンも無風で、相場は逆にさらに小さなボラティリティに縮小。
こうなってしまうと、ブレイク狙いのエントリーは“待っても来ない”パターンに入りやすいです。

ブレイクを“期待”で入ると、高確率で振り落とされる。
結果として、私は夜は一切ポジションを取らず、ノートレードで終了。
以前の自分なら「せっかく見てるんだから何か入ろう」と無理なトレードをしていたと思うので、今回は“何もしない”という選択がしっかりできたのは自分の中では評価ポイントです。
このノートレ判断、地味だけど本当に大事ですね。
本日の収支と振り返り

本日のトレード収支は、+382円。
金額としてはかなり小さめですが、今日のように方向感がない日に「微益で終われた」という点では、個人的に悪くない結果だったと感じています。
とはいえ、トレード内容を振り返ると、まだまだ“雑なエントリー”があるなと感じました。
反発を狙って入ったつもりが、すぐに逆行されたり、エントリーが早すぎて損切りラインにかかることも。
こうした小さなミスが積み重なると、トータル収支を圧迫してしまうので、今後はもっと丁寧にタイミングを見極める練習をしていきたいです。
収支は+382円、でも中身はまだ課題あり
本日のトレード収支は、+382円という小幅なプラスで終了しました。
一見すると「勝って終われたからOK」かもしれませんが、今日の相場状況を考えると、この結果だけで満足していては次につながらないなというのが正直な感想です。
動きが少ない日だったからこそ、“無理に動かずに守れた”という意味では良かったのですが、逆に言えば収支がトントン以上になったのは運もあったかもしれないとも思っています。
重要なのは、再現性のあるトレードができていたかどうか。
収支以上に、内容の安定性をもっと意識していきたいです。
エントリーポイントのブレが要修正ポイント
今日一番の反省点は、やはりエントリーポイントにブレがあることでした。
ラインはしっかり引けていたのに、「ちょっと早めに入っちゃったな」という場面が複数回ありました。
例えば、ローソク足のヒゲだけで判断してしまったり、形が確定する前に焦って入ってしまったり…。
こういう“中途半端な根拠”でのエントリーは、結果オーライでも次につながらないので、今後はしっかり見直していく必要があります。
特にレンジ相場のときは、「引き付けてからの反応を見る」が基本なので、自分ルールの中に“ローソク足の確定を待つ”という項目を追加して、より精度を高めていきたいと思います。

迷った時は、“一呼吸おいて”もう一回チャートを見る。
それだけで変わる。
今日の学びと今後の改善点
今日は「待つ」「無理しない」という基本を再確認できた一日でした。
動かない相場では、“エントリーしない”という選択肢も立派な戦略。
これを実行するには、根拠のない期待感を排除しないといけないので、メンタル面のトレーニングにもつながります。
また、動きが鈍いときほど「もう少し待てばよかった…」という場面が多いです。
ラインタッチの精度、タイミングの見極め、ローソク足の形状の観察など、もっと自分のルールを深掘りしないといけないなと痛感しました。
明日以降の相場でも、「トレードしない勇気」と「焦らない心」を忘れずに向き合っていきたいと思います。
レンジ相場では“無理しない”が正義
今日の相場を通して、改めて感じたのは、レンジ相場では無理にトレードしないことが何より大切だということです。
動きが小さく、方向感がはっきりしない日は、思い切って見送る勇気が求められます。
焦ってポジションを取ると、ちょっとした値動きで損切りにかかりやすく、結局は損失が膨らみやすいからです。
個人的には「勝てるトレードよりも、負けないトレードを優先する」というスタンスを、今日の経験からより強く心に刻みました。
こういう日には、チャートを冷静に観察しながら、明確なサポート・レジスタンス付近だけを狙うか、静観して資金を温存するのが正解だと思います。
ブレイクを狙うなら材料が出るのを待て
夜間のブレイク狙いで待機していたものの、結局大きな動きが出なかったことからも学びがありました。
ブレイクを狙うなら、経済指標や要人発言など、明確な材料が出てから仕掛けるのが基本。
根拠のない期待だけでポジションを持つのは危険です。
今日のように指標があっても、市場が反応しないこともありますし、週末直前は参加者も減りやすく動きづらいタイミングでもあります。
つまり、材料の強弱や市場環境を見極める力を養うことが、勝率アップの鍵になるわけです。
明日以降もこの教訓を活かし、「動く前に動くな」を心がけていきたいと思います。

指標の“質”と市場の“空気”を読むのが、ブレイク戦略の第一歩。
今日のドル円レンジ相場についてよくある質問
本日のドル円相場やトレード内容について、初心者の方からよくいただく疑問や質問をまとめました。
動きの少ないレンジ相場や指標発表時の対応など、実際のトレードで悩みやすいポイントを分かりやすく解説しています。
ぜひ参考にしていただき、明日のトレードに役立ててくださいね。
Q1:PCE発表のあとにドル円がほとんど動かなかったのはなぜ?
A:市場予想と大差なかったため。
サプライズがなければ動きづらいです。
Q2:ミシガン指数はなぜ為替にほとんど影響を与えなかった?
A:注目度は高くても、株価や金利が連動しない限りドル円は無反応なことも多いです。
Q3:レンジ相場で初心者がやってはいけないことは?
A:無理にトレンドフォローしようとすること。
レンジでは逆張りが基本。
Q4:本日のような相場ではどのテクニカル指標が有効?
A:RSI、ボリンジャーバンド、水平ライン(サポレジ)あたりが有効です。
Q5:22時以降の149.40近辺への下げはトレンドの兆し?
A:今のところ“ボックスの下限”と見る方が自然。
明確なブレイクではないです。
Q6:今日のように小動きだとスプレッド負けしやすくない?
A:その通り。
細かいトレードほど手数料・スプレッドに注意が必要です。
Q7:ブレイク前に仕込む戦略は有効?
A:有効ですが、だましを防ぐにはファンダ・時間帯の判断が必須です。
Q8:収支が小さい日は記録する意味ある?
A:あります。
振り返りと改善に繋がるので、プラスでもマイナスでも記録は重要。
Q9:今日の値幅でスイングを仕掛けるのは無謀?
A:基本的には難しいです。
スイングは材料相場でやるのがベスト。
Q10:今日のような様子見相場が続く可能性は?
A:来週に大型イベントが控えていれば、数日レンジが続く可能性もあります。
2025年9月26日のドル円相場とトレード総括
- 本日のドル円は149.60〜149.95の狭いレンジでのボックス相場が続いた。
- PCEとミシガン大学消費者信頼感指数は市場への影響がほぼなかった。
- 昼間はレンジの上下ラインを意識した逆張りエントリーを中心にトレード。
- 夜はブレイクを警戒しつつも、動きがなかったためノートレードで安全に対応。
- トータル収支は+382円とプラスながら、エントリーポイントの精度に課題あり。
- レンジ相場では無理をせず、明確な反発ポイントだけを狙うことが重要。
- ブレイク狙いは材料が出てから動くべきで、根拠のないエントリーは避けるべき。
今日のドル円相場は一日を通して狭いレンジのボックス圏で推移し、PCEやミシガン大学の消費者信頼感指数といった重要指標も市場の反応は限定的でした。
こうした動きの乏しい相場では、無理にエントリーせずレンジの反発ポイントを中心に狙う戦略が功を奏しました。
夜間のブレイク警戒も空振りに終わりましたが、焦らずノートレードを選択できたことは自分の成長を感じる部分です。
収支はプラスで終えられたものの、エントリーのタイミングにまだ改善の余地があると感じています。
今後は、「無理に動かない勇気」と「材料を待つ冷静さ」を大切に、より精度の高いトレードを目指していきたいと思います。