2月もいよいよ最終週となり、為替市場は非常にボラティリティの高い展開を見せました。
週明けからドル円は節目となる155円台を意識する動きが続き、米国の経済指標や日本の当局者による発言に一喜一憂する場面が多かったです。
今週の自分のトレードがどのような結果になったのか、当時の空気感とともに詳しくまとめていきます。
米最高裁の判決により、為替相場に新たな波乱の予兆が出ています。
トレード戦略の修正が必要になるかもしれない重要ニュースのまとめです。
関税違法判決:ドル円相場への衝撃
- 2月23日(月)週明けの調整と耐久財受注の影響
- 2月24日(火)強気の消費者信頼感指数によるドル急騰
- 2月25日(水)クロス円のピークと想定外の損失
- 2月26日(木)高値圏でのもみ合いとパワーバランスの均衡
- 2月27日(金)介入警戒感の再燃と財務相の牽制
- 2月最終週のマーケット動向とよくある疑問
- Q1:23日の米耐久財受注で、総合値がマイナスなのにドルが買われたのはなぜですか?
- Q2:24日の消費者信頼感指数がこれほどまでに改善した背景を教えてください。
- Q3:25日にニュージーランドドル円が急落から一転、週の高値をつけたのはなぜですか?
- Q4:スイスフラン円が203.39円まで上昇した理由はドル円と同じですか?
- Q5:27日の片山財務相の発言は、過去の牽制と比べて強かったのでしょうか?
- Q6:今週のポンド円が212円台まで達したのは、英国側の要因もありますか?
- Q7:オーストラリアのCPIが予想より低かったのに、豪ドル円が下がりにくかったのはなぜ?
- Q8:26日のドル円が小動きだったのは、金曜日の介入警戒のせいですか?
- Q9:今週全体を通して、なぜこれほどまで円安が加速したのでしょうか?
- Q10:来週以降、ドル円が157円を超える可能性は高いと言えますか?
- 2月最終週のトレード総括と今後の展望
2月23日(月)週明けの調整と耐久財受注の影響
新しい1週間の始まりは、前週までの流れを引き継ぎつつも、米国の製造業データ待ちという静かな滑り出しとなりました。
市場参加者が週間の方向性を探る中、押し目買いのタイミングを慎重に見極める必要があった1日です。
月曜日のトレード内容と収支

月曜日のドル円は155円ちょうど付近からスタートしましたが、東京時間から欧州時間にかけては上値の重い展開が続きました。
安値153.99円まで押し込まれる場面もあり、ヒヤリとしましたが、米耐久財受注の結果を受けて底堅さが意識された印象です。
コア指標が予想を上回ったことでドルの買い戻しが進み、私はその反発局面で利益を確保することができました。
本日のFXトレード収支は +6,553円

テクニカルだけで判断せず、経済指標の結果を確認してから動く「後出しジャンケン」のような戦略も、FXでは非常に有効です。
堅実なトレードを積み重ねることで、少しずつ大きな利益を狙えるようになります。
2月24日(火)強気の消費者信頼感指数によるドル急騰
火曜日は今週の中で最もドルの強さが際立った日となりました。
夜に発表された米国の景況感を示す指標が、市場の予想を大幅に上回る好結果となったことがきっかけです。
火曜日のトレード内容と収支

154.63円付近から始まったこの日は、まさに上昇一辺倒の勢いでした。
高値156.28円まで一気に駆け上がる中で、トレンドに乗り遅れないよう順張りで対応しました。
利益確定後も勢いは止まらず、終値155.82円と高い水準を維持して終わりました。
ボラティリティが激しく難しい局面もありましたが、なんとかプラスで終えられました。
本日のFXトレード収支は +3,330円

156円台まで一気に駆け上がるような強いトレンドでは、押し目を待つと置いていかれるケースも多いです。
「初動で乗る」か、あるいは「短期足のブレイクで追随する」といった柔軟な判断が、利益を分けるポイントになります。
2月25日(水)クロス円のピークと想定外の損失
水曜日はドル円がさらに上値を追い、156.82円という週間の最高値を記録しました。
それと同時に、豪ドル円やユーロ円などの各クロス円通貨も軒並み高値を更新し、円独歩安の様相を呈していました。
水曜日のトレード内容と収支

155.82円から始まった取引ですが、私は高値圏での調整を狙った逆張りに手を出してしまい、これが裏目に出ました。
豪州のCPI結果などで円売りが加速した影響もあり、ドル円も一段高へ。
損切りが遅れたわけではありませんが、トレンドの強さを甘く見ていたことが反省点です。
今週唯一のマイナスとなってしまいました。
本日のFXトレード収支は -6,697円

ドル円をトレードしていても、今回のように豪州CPIなど他国の指標が「円安」のトリガーになることは珍しくありません。
通貨ペア同士の相関関係や、市場全体の「円売り」の流れを俯瞰して見ることが重要ですね。
2月26日(木)高値圏でのもみ合いとパワーバランスの均衡
木曜日は前日までの大幅な上昇に対する利益確定の動きと、さらなる高値を追う買い意欲がぶつかり合う1日となりました。
大きな指標が少なかったこともあり、レンジ内での推移が目立ちました。
木曜日のトレード内容と収支

156.39円から始まり、高値は156.46円とわずかな更新に留まりました。
安値も155.70円付近までと下値も固く、非常に狭い幅での戦いを強いられました。
私は無理なエントリーを避け、短期的なスキャルピングに徹することで微増ながらも収益を残し、前日の負けを少しでもカバーすることを優先しました。
本日のFXトレード収支は +1,614円

高値・安値ともに更新が甘い時は、大きなトレンドを期待せず「短期決戦」に切り替える柔軟性が欠かせません。
こうした地味な相場で無理に利益を追わないことが、大負けを避ける最大の防御になります。
2月27日(金)介入警戒感の再燃と財務相の牽制
週末かつ月末の金曜日は、日本政府による円安への直接的な言及があり、マーケットには緊張感が走りました。
ドル円は156円台を維持しつつも、突発的な下落を警戒する動きが強まりました。
金曜日のトレード内容と収支

156.12円から始まった最終日は、片山財務相による高い緊張感を持って注視という強い言葉での牽制がありました。
これにより、一時は下押しする場面もありましたが、結局は156.05円付近で引ける底堅い展開でした。
私は介入の可能性を考慮し、ポジションを長く持たずに早めに利確する戦略が功を奏し、良い形で週を締めくくることができました。
本日のFXトレード収支は +7,065円

相場に不透明感が漂う時は、目標利益に届く前でも「利が乗っているうちに逃げる」のが正解です。
特に週末を控えた金曜日は、突発的なニュースで週明けの窓開けリスクもあるため、現金化して終えるのが最も賢明な選択です。
2月最終週のマーケット動向とよくある疑問
今週の激しい値動きの中で、皆さんが感じたかもしれない疑問や市場の背景について、個人的な解釈を交えてお答えします。
Q1:23日の米耐久財受注で、総合値がマイナスなのにドルが買われたのはなぜですか?
A1:総合値のマイナスは輸送用機器の大幅な減少によるもので、設備投資の先行指標とされる航空機を除く非国防資本財(コア指標)が予想を上回ったため、実体経済の強さが評価されました。
Q2:24日の消費者信頼感指数がこれほどまでに改善した背景を教えてください。
A2:インフレ率の低下期待が広がり、消費者の将来に対する不安が和らいだことが大きいようです。
特に現況指数よりも期待指数が大きく伸びたことが、ドルの押し上げ要因となりました。
Q3:25日にニュージーランドドル円が急落から一転、週の高値をつけたのはなぜですか?
A3:週初にはポジション整理の売りが先行しましたが、その後は世界的な株高と円売りの流れに乗り、リスクオンの動きが強まったためです。
Q4:スイスフラン円が203.39円まで上昇した理由はドル円と同じですか?
A4:基本的には円安が主導していますが、スイス国内のインフレ抑制に対する中央銀行への信頼感から、フラン自体も買い戻されやすい地合いが続いていました。
Q5:27日の片山財務相の発言は、過去の牽制と比べて強かったのでしょうか?
A5:高い緊張感という表現は、具体的な行動(介入)を視野に入れた際によく使われる警戒水準の高い文言であり、市場はかなり身構えた印象があります。
Q6:今週のポンド円が212円台まで達したのは、英国側の要因もありますか?
A6:英中銀関係者から早期の利下げに慎重な発言が出ていたこともあり、ポンド自体の強さと円の弱さが合わさった結果と言えます。
Q7:オーストラリアのCPIが予想より低かったのに、豪ドル円が下がりにくかったのはなぜ?
A7:総合数値は下がっても、依然としてインフレの粘着性が意識されており、金利差が縮まらないという見方がクロス円の下支えとなりました。
Q8:26日のドル円が小動きだったのは、金曜日の介入警戒のせいですか?
A8:それもありますが、週末の月末フローを前に、多くの投資家が大きなポジションを傾けるのを避けたという需給面の影響も大きかったです。
Q9:今週全体を通して、なぜこれほどまで円安が加速したのでしょうか?
A9:米国の景気後退懸念が後退し、日米の金利差が当面埋まらないという確信が市場に広がったことが最大の要因と考えられます。
Q10:来週以降、ドル円が157円を超える可能性は高いと言えますか?
A10:今回の財務相発言で上値が一度抑えられましたが、米国の雇用統計などの指標が強ければ、再び高値を試す展開は十分に考えられます。
2月最終週のトレード総括と今後の展望
- 週間収支は合計でプラスを確保し、2月を無事に終えることができた。
- 経済指標の結果に対してドルが素直に反応する、トレンドの出やすい週だった。
- 水曜日のような強気すぎる逆張りは、大きな損失を招くリスクがあると再認識。
- 介入警戒感が高まっているため、3月は指値の置き方やポジション量に注意が必要。
今週は155円台の壁を突破し、一時は157円に迫る勢いを感じさせる非常にパワフルな1週間でした。
水曜日の負けは痛かったですが、それを踏まえて木曜・金曜と冷静に立ち回れたのは、自分なりの成長だと感じています。
3月は期末ということもあり、さらに不規則な動きが増えるかもしれませんが、変わらず規律を守ってチャートに向き合いたいと思います。
今回も最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございました。
皆さんのトレードにもたくさんの利益が舞い込むことを願っています。

また次回の更新でお会いできるのを楽しみにしています。
先週の戦略が今週どう活かされたのか、あるいは課題は何だったのか。
前回のトレード記録も合わせてご覧ください。
2月第3週:FXトレード記録の総括
