3月に入り、相場も新しい月ならではの力強さを感じさせる動きが増えてきましたね。
今週は米国の重要な指標が目白押しで、さらに日本側からも市場を牽制するような発言が飛び出すなど、非常に緊張感のある1週間でした。
私がどのようにチャートを読み、どのタイミングで利益を積み上げることができたのか、その思考の断片を日別の収支とともに包み隠さず共有していこうと思います。
2026年2月23日から27日までのトレード結果をまとめました。
月を締めくくる最終週の損益と、市場の動きを振り返ります。
2月最終週のFX収支報告
- 3月2日(月)週明けの勢いと製造業の底力
- 3月3日(火)当局の牽制と高値圏での攻防
- 3月4日(水)雇用関連指標の発表と政府の注視
- 3月5日(木)失業保険申請件数と底堅いドル
- 3月6日(金)雇用統計の衝撃とクロス円の動向
- 3月第1週の相場に関するよくある質問
- Q1:月曜日のISM製造業景気指数が予想を上回りましたが、これがドル円に与えた最大の影響は何ですか?
- Q2:火曜日の片山氏の発言は、介入の予兆と捉えるべきだったのでしょうか?
- Q3:水曜日のADP雇用統計の結果が良かったのに、ドル円の終値が下がったのはなぜですか?
- Q4:木曜日に失業保険の継続受給者数が増えていたのは、雇用悪化のサインですか?
- Q5:金曜日の雇用統計で非農業部門雇用者数がマイナスになったのは驚きでしたが、相場の反応はどうでしたか?
- Q6:今週の豪ドル円が火曜日に大きく動いた理由はありますか?
- Q7:ユーロ円が週明けから中盤にかけて弱含んだ要因を教えてください。
- Q8:カナダドル円が金曜日に最高値を更新したのは、原油価格の影響ですか?
- Q9:スイスフラン円が週を通じて200円台を維持していますが、今後の見通しはどうですか?
- Q10:今週のポンド円が211円台を超えて引けたことの重要性は何ですか?
- 激動の3月第1週を振り返って
3月2日(月)週明けの勢いと製造業の底力
新しい週の始まりは、期待と不安が入り混じる独特の空気感があります。
特に今週は月初ということもあり、大口のポジション調整や指標への警戒感が強く出る傾向にあります。
ドル円が156円台から一気に157円台後半まで駆け上がった月曜日の背景には、どのような力が働いていたのでしょうか。
米指標のポジティブサプライズと円売りの加速

3月2日(月)のトレード収支:+4,917円
月曜日のドル円は156.05円付近でスタートしましたが、終わってみれば157.41円という非常に強い形での引けとなりました。
この背景には、2月のISM製造業景気指数が予想の51.9を上回る52.4、製造業PMIも51.6と良好な結果を示したことが挙げられます。
米国の製造業が予想以上に底堅いことが証明され、ドル買いに火がつきました。
私はこのトレンドの初動に注目し、押し目買いのチャンスを虎視眈々と狙っていました。

月曜の朝イチは、前週のトレンドを引き継ぐか、それとも月初のリバランスで逆方向に振れるかの見極めが肝心。
焦ってエントリーせず、ロンドン市場の参入を待ってから方向性を確認するのが、余計な損切りを減らすコツだよ。
3月3日(火)当局の牽制と高値圏での攻防
週明けの上昇を受けて、火曜日は一段上の価格帯での動きとなりました。
しかし、昨日の勢いそのままに突き抜けるかと思いきや、日本側からの発言により、市場には一旦ブレーキがかかる場面も見られました。
ベテランとして、こういった急なボラティリティの変化にどう対応するかが腕の見せ所です。
片山氏の発言と市場の警戒ムード

3月3日(火)のトレード収支:+20,209円
火曜日は157.41円からスタートし、一時157.96円まで迫る場面がありました。
しかし、ここで片山氏から、市場で大きな変動が必要なら対応するという旨の発言が飛び出し、円買いの警戒感が広がりました。
158円の大台を目前にして、こうした牽制が入ることは想定内でしたが、やはり動きは鈍くなります。
私は高値を追うのではなく、このレンジ内での細かな反発を利益に変える戦略に切り替え、結果として満足のいく収支を残すことができました。

市場参加者の多くが「介入」を意識し始める価格帯では、テクニカル以上に「恐怖心」がチャートを動かすんだ。
こういう場面では、小さな利益をコツコツ積み上げるスキャルピング的な視点を持つと、精神的にも楽に戦えるよ。
3月4日(水)雇用関連指標の発表と政府の注視
水曜日は週の折り返し地点となり、相場の関心は再び米国の労働市場へと移っていきました。
同時に、日本政府関係者からの発言が連日続き、ドル円の上値を重くする要因となっていました。
こうした複雑な状況下では、深追いをせず着実に利を乗せることが大切です。
ADP雇用統計の結果と木原官房長官の牽制

3月4日(水)のトレード収支:+3,849円
水曜日は157.71円付近で始まりましたが、夜には2月のADP雇用統計が予想4.9万人に対して6.3万人と堅調な数字を出し、ISM非製造業景気指数も56.1と好調な結果となりました。
本来ならドルが買われる場面ですが、木原官房長官が金融市場の大きな変動を極めて高い緊張感を持って注視していると述べたことで、上値が抑えられる展開に。
高値付近でのもみ合いが続きましたが、利益をわずかに確保して週後半へと繋げました。

連日のように牽制発言が出ると市場も徐々に慣れてくるけれど、官房長官クラスの「極めて高い緊張感」という言葉は無視できない。
テクニカルが効きにくいファンダメンタルズ主導の相場では、チャートだけでなくニュースのヘッドラインにも常に目を光らせておこう。
3月5日(木)失業保険申請件数と底堅いドル
週末の雇用統計を控え、木曜日はポジション調整がメインになるかと思われましたが、ドルは意外な粘り強さを見せました。
指標の結果一つひとつに対して、市場が非常に敏感に反応しているのが伝わってくる一日でした。
労働市場の堅調さとドルの買い戻し

3月5日(木)のトレード収支:+11,155円
木曜日は157.06円付近からのスタートでした。
新規失業保険申請件数が21.3万件と予想より少なく、労働市場の強さが改めて意識される形に。
一方で継続受給者数は186.8万件と予想を上回りましたが、全体としてはドルの底堅さが目立つ展開となりました。
安値156.45円まで押し込まれる場面もありましたが、最終的には157.60円まで戻すという力強い動きに助けられ、プラス収支で終えることができました。

156.45円まで押し込まれた時は一瞬ヒヤッとするけれど、日足や4時間足の大きな流れが崩れていなければ、それは絶好の「押し目買い」のチャンスになる。
目先の小さな上下動に一喜一憂せず、常に上位足の方向性を意識しておこう。
3月6日(金)雇用統計の衝撃とクロス円の動向
いよいよ金曜日、市場が最も注目する米雇用統計の発表日です。
この日の動きは今週全体の締めくくりにふさわしく、非常に波乱含みの展開となりました。
ドル円だけでなく、1週間を通じたクロス円の動きも振り返りながら、今週を総括します。
雇用統計のネガティブサプライズと週末の調整

3月6日(金)のトレード収支:+6,775円
金曜日は157.60円付近から始まりましたが、注目の非農業部門雇用者数がマイナス9.2万人という、予想のプラス6万人を大幅に下回る衝撃的な結果となりました。
失業率も4.4%へと悪化。これにより一時的にドル売りが強まりましたが、週末を控えた買い戻しも入り、157円台後半で引けています。
また、今週はポンド円が211.70円の高値をつけたり、カナダドル円が116円台まで伸びたりと、クロス円でもチャンスが多い週でした。
難しい局面もありましたが、最後もしっかりプラスで終えることができ、安堵しています。

雇用統計という大イベントが終わった後は、無理に深追いせず早めに画面を閉じることも立派な技術。
特に週末をまたぐ時は、予想外のニュースで週明けに窓が開くリスクもあるからね。今週の利益をしっかり手元に残して、清々しい気持ちで週末を迎えよう。
3月第1週の相場に関するよくある質問
今週の相場は非常に動きが活発だったため、指標やレートの動きについて気になっている方も多いのではないでしょうか。
読者の皆様が抱きそうな疑問に、私なりの視点でお答えしていきます。
Q1:月曜日のISM製造業景気指数が予想を上回りましたが、これがドル円に与えた最大の影響は何ですか?
A1:製造業の景況感が改善したことで、米国の景気後退懸念が和らぎ、金利上昇とともにドル買いを強く後押しする結果となりました。
Q2:火曜日の片山氏の発言は、介入の予兆と捉えるべきだったのでしょうか?
A2:具体的な介入の宣言ではありませんが、158円を目前にした状況での牽制だったため、短期的なロング勢が利益確定を急ぐきっかけとなりました。
Q3:水曜日のADP雇用統計の結果が良かったのに、ドル円の終値が下がったのはなぜですか?
A3:指標自体は良好でしたが、木原官房長官による強い牽制発言が重なったことで、円高方向への圧力の方が一時的に勝ったためと考えられます。
Q4:木曜日に失業保険の継続受給者数が増えていたのは、雇用悪化のサインですか?
A4:新規申請は少なかったものの、継続受給者が増えていることは、一度職を失うと再就職に時間がかかり始めている可能性を示唆しており、市場の警戒材料となりました。
Q5:金曜日の雇用統計で非農業部門雇用者数がマイナスになったのは驚きでしたが、相場の反応はどうでしたか?
A5:発表直後は急激なドル安となりましたが、それまでのドル高トレンドの修正も相まって、週末のポジション調整が進む複雑な乱高下を見せました。
Q6:今週の豪ドル円が火曜日に大きく動いた理由はありますか?
A6:火曜日は豪ドル円の安値と高値が共に出た日でしたが、これはドル円の乱高下と中国関連の経済ニュースがクロス円全体に波及した影響が大きいです。
Q7:ユーロ円が週明けから中盤にかけて弱含んだ要因を教えてください。
A7:月曜日の高値から火曜日の最安値182.02円まで下げたのは、欧州の経済指標への不安と、円売りの過熱感に対する調整が入ったためです。
Q8:カナダドル円が金曜日に最高値を更新したのは、原油価格の影響ですか?
A8:原油価格の推移に加え、カナダ固有の経済指標が底堅かったことが、週末に向けたカナダドル買いを誘発しました。
Q9:スイスフラン円が週を通じて200円台を維持していますが、今後の見通しはどうですか?
A9:安全資産としての需要が根強く、火曜日の200.42円を底として反発していることから、依然として高水準での推移が続くと見られます。
Q10:今週のポンド円が211円台を超えて引けたことの重要性は何ですか?
A10:週間の最安値209.03円から着実に切り上げており、ポンド自体の強さが鮮明になった1週間だったと言えます。
激動の3月第1週を振り返って
今週のトレードを振り返ると、指標の結果と要人発言の板挟みになりながらも、冷静にチャートの形を信じることの大切さを再確認しました。
- 月曜:ISM好調によるドル買いの波に乗る
- 火曜:政府の牽制によるレンジ内取引に徹する
- 水曜:ADP良好も円買い警戒で慎重な立ち回り
- 木曜:失業保険の結果を受けつつドルの底堅さを確認
- 金曜:雇用統計の波乱を乗り越え、クロス円の伸びを注視
2026年3月のスタートは、非常にボラティリティが高く、トレーダーとしての地力が試される1週間でした。
毎日チャートと向き合い、数値を精査する作業は地道ですが、その積み重ねがプラスの収支に繋がると確信しています。
今回の結果が、皆さんのトレード戦略の一助となれば幸いです。
今週も最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。
相場は常に変化し続けますが、またいつでもこのブログを覗きに来てくださいね。

次回の更新でまたお会いできるのを楽しみにしています。
